鶴田有機農園
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リアス式海岸の沿岸に位置する熊本県葦北郡の田浦地区は、海からすぐ急斜面の山となっているために、平野が少なく、米が採れない、半農半漁の貧しい村でした。

私達鶴田有機農園は、そんな田浦に明治30年頃から代々続くミカン農家です。

柑橘類の栽培に着手して以来、明治33年に日本で初めて「レモン」や「ネーブルオレンジ」「グレープフルーツ」の植え付けを行い、以来100年以上柑橘類を中心に農業を行っています。

また、昭和24年に大分で見つけられた夏ミカンの枝変わりを故・鶴田源志が「甘夏ミカン」と命名し、組織的に導入拡大し、地元田浦町を甘夏の一大産地として世に知らしめることに成功しました。

一方で、私達は、早くから有機農業に率先して取り組んできました。
1970年代初頭、土の中の微生物が農作物の味や健康に繋がることに気付かされたものの、当時は化学肥料中心の近代農業が主流で、誰も振り向いてくれない時代でした。それでは気付いた者が旗揚げしなければと、私達はその道一筋に歩んできました。

柑橘の栽培を始めて約1世紀。「本物のミカンを届けたい」という想いで、私達は今日も、安全で美味しい様々な柑橘類作りに携わっています。

これからも、自然の恵みと有機農業による、味の良いミカン類の栽培を携わりながら「有機農業を農業の主流に」という目標を掲げて、農業の先頭に立ちたいと願っています。
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