鶴田有機農園
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鶴田有機農園では、代名詞である甘夏以外にも、様々な柑橘類を作っています。
主な品種は以下のとおりですが、このほかにも、南津海、黄金柑、パール柑、はれひめ、河内晩柑といった品種も育てています。

当園では、9月のレモンに始まり、翌年6月の河内晩柑まで、ずっと切れ目なく収穫が続きます。収穫期と販売時期については、こちらをクリック下さい。

甘夏
当園の代表品種、「元祖・甘夏」です。

昭和24年に、大分で夏ミカン『川野夏橙』の枝変わりが発見されました。元々酸味が強かった夏ミカンですが、カラスが、ある木の夏ミカンだけ食べるので、それを食べてみたところ、とても甘く、酸っぱくなかったのです。当園ではそれを穂木として、田浦で更に美味しく改良し、「甘夏ミカン」と名付けて広める事に成功しました。そして田浦を甘夏の一大産地にまで育てたのです。

当園の甘夏は、まろやかな苦味と、さっぱりした甘さ、フレッシュな香りが特徴です。
不知火
一般的には「デコポン」の名前で知られている品種です。

※デコポンは商標が登録されており日本園芸農業協同組合連合会傘下の農協を経由しないで出荷される果実、品質基準を満たさない果実には「デコポン」の名称は使用できません。

1972年、長崎県南高来郡口之津町(現・南島原市)にある農林水産省果樹試験場口之津支場(現・独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所カンキツ研究口之津拠点)で、清見(きよみ)タンゴールと中野3号ポンカンを交配して生まれました。

じょうのう膜が薄く、種もほとんど無いので、温州ミカンのように袋のまま食べられます。また日持ちも良く、糖度も高く、大変重宝する品種です。
桜小夏(さくらこなつ)
デコポンに勝るとも劣らない、形も味も上品な高級果実です。一般的には「津の香」と呼ばれる品種で、「清見」と「興津早生」とが交雑したものです。

果面が滑らかな一方で果皮が薄く、果肉が柔らかく、果汁量が多い品種です。当園の桜小夏は、樹上で完熟させているため、口に入れた瞬間に、トロンと溶ろける甘さが楽しめます。
紅小夏(べにこなつ)
一般的には「セミノ―ル」と呼ばれる品種です。

通常のセミノールの味わいは酸味がとても強いですが、当園のものは樹上で完熟させるため、香りがよく、果汁量も大変豊かです。ただ、完熟の際に、野鳥や寒波の被害を受け易いため、その分、大変手間が掛かっています。
はるか
日向夏の自然交配で生まれた品種です。

レモンイエローの色が鮮やかな柑橘です。酸味が少なく、甘味はやや高めで、すっきりとして、ベタベタしない爽やかな甘さが特徴の柑橘です。また、とても風味豊かな柑橘ですので、日向夏と同じように、リンゴの皮を剥くように、ナイフで黄色の表皮をクルクルと剥き、白い甘皮も一緒に切って食べます。
早香(はやか)
温州ミカンとポンカンを掛け合わせて生まれて早生のポンカンです。

外皮も房の皮もやや厚めで、種もありますが、甘さが大変強いので、甘いミカンがお好きな方に、大変喜んで頂ける味わいです。
瀬戸香(せとか)
清見とアンコールの交配種にマーコットを更に交配した品種です。

果皮がとても薄く、皮が剥きやすいです。じょうのう膜も柔らかいく、果汁量も多いので、大変食べやすいです。
レモン
明治33年に静岡県清水市興津町の農林省興津果樹試験場から導入し、日本で最初に植え付けられたレモンです。現在当園で栽培しているレモンの品種は「リスボン」と呼ばれる品種です。

当園では主に青切りレモンとしてお届けしています。
ネーブルオレンジ
当園のネーブルオレンジは白柳(しろやなぎ)という系統の品種です。1932年(昭和7年)、静岡県三ヶ日町の加茂吾郎氏のワシントン園で枝変わりが発見され、同町の白柳辰雄氏が穂木を高接ぎした1樹から繁殖したものです。

比較的大玉の品種で、形は丸く、果皮は濃橙色をしています。果汁は糖度が高く、酸が少ないので、口当たりの良いオレンジに仕上がっています。
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